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『イル・ポスティーノ』


先日紹介した『イル・ポスティーノ』。


イル・ポスティーノ [DVD]

久々に観て・・・やっぱり、泣きました(^^ゞ


観たのがほんっとに久々だったので・・・紹介の記事に書いた「キレイな地中海!」みたいなイメージとは実際はちょっと違ったかもしれませんね^^;


どちらかといえば、「土っぽい」「潮っぽい」「岩っぽい」感じの・・・素朴な、むき出しの風景でした。


海の青はとってもキレイだったけど。


人々の様子も、陽気なイタリア~ン♪というよりは、無口でちょっと暗い、陰のある雰囲気でしたし・・・。


まぁでもあれがほんとの、「島の人たち」なのかも。


でも期待して観てくださった方々には期待はずれだったかも・・・ごめんなさいm(_ _)m


ここから先は、ネタバレも含めて、感想などをば。


まだ観てない方は、ご注意を~。



しかしほんとに、思ったよりも海景色が少なかった・・・逆に言えば、それなのに心の中にはずっとこの映画と青い海が結びついて離れなかったっていうのは不思議だなぁ・・・。


やっぱり、パブロの家からいつも見える海と、マリオがパブロに送ってあげるために「島の音」を録音したシーンが印象に残っていたからかしら?


ほんと言うと、マリオみたいなキャラクターはあまり好きではなくて。


なんか暗いし、うじうじしてるし、かと思えば変なとこで屁理屈並べ立てたり、頑固で、でも人を信じすぎる無防備な面もあるし。


なんでベアトリーチェがマリオを選んだのか・・・もちろん、彼の純粋なところに惹かれて、って言うのは簡単だけど・・・あんなに魅力的な色っぽいお姉さんなのに、でもまなざしが暗いのは彼女にも島の暮らしで満たされない部分があったからなのかな~・・・。


二人を結びつけたのが、それまで二人とも縁のなかった「詩」というものだったのだとしたら・・・やっぱりお互いに欠けていたもの、求めるものが似通っていたということなのかな。


最後の方はいつも「パブロ、遅いよ!!」って画面に向かって怒ってしまいますが・・・ほんとに、切ない・・・なんでマリオが・・・?パブロに会わなければ、詩に出会わなければ・・・ってどうしても思ってしまう。


でも・・・パブロに、詩に出会ったからこそ、愛を知り、新しい世界に足を踏み入れたわけで・・・マリオにどちらかを選択させたら、やっぱり出会う方を選ぶのでしょうね・・・。


実は、マリオを演じたマッシモ・トロイージさんは、ずっと心臓病を患っていて・・・この映画を撮るために心臓移植まで延期して、この映画がクランクアップした直後に亡くなってしまったのですね・・・(本当に直後、12時間後だってアマゾンのレビューには書いてありました)。


彼が本当に命を削って作った映画だから、余計に心を打たれるのかもしれません。


もちろん、そんな知識なしでも、ずしーんと心に来るんだけど。



素朴な島の、平穏な暮らし。


そこに風を運んできた、偉大な詩人。


彼を慕い、新しい世界を見てしまったマリオ。


ベアトリーチェのこれから。


見守って、想像して、いつまでも余韻にひたる。


これからもず~っと、そうやって大事にしていきたい映画だなぁと、あらためて思いました。


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

★昨日2/28(木)のエクササイズ★              

 WiiFit を 30分 

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆


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