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『アンの娘リラ』


少しでも本を読むことがスキな女の子だったなら、たぶん必ず読んだであろう本。


3つ挙げよと言われたならば、
『赤毛のアン』『若草物語』『あしながおじさん』をワタシは推挙したい。


そういえば、どの作品もハウスアニメ劇場みたいな枠でアニメ化されてますね。


とにかくもうすりきれるほど読んだなぁ・・・( - -) トオイメ


石板で頭をかち割ったり、塩漬けライムを学校に持っていって怒られたり、センプルさんの農場で夏休みを過ごしたり(さぁ、どれがどの作品だ!^^)・・・まるで自分自身の思い出のように懐かしいです。


ところで、これらの作品に、続編があるのをご存じですか?


『若草物語』は続編も含めて計4冊。

3冊目もアニメ化されたので、知ってる方も多いかな?

あのおてんば娘のジョーが、2人の男の子のお母さんになって、夫と一緒に学園を経営し、それがやがて大学へと発展していきます(いきなり話が大きくなってますよね^^;)。


『あしながおじさん』は続編が1冊あるので計2冊。

続編も本編と同じく手紙形式で、ジュディの親友サリーが主人公になり、ジュディの依頼で孤児院の院長になったサリーが、ジュディへの手紙で悪戦苦闘ぶりを伝えるという設定です。

これもいずれ感想を書きたいと思うのですが、女性の自立や働く女性の悩みみたいなものもきちんと描かれているし、大人が読んでおもしろい作品になっていて、何度も飽きずに読み返しています。


そして、一番冊数が多いのが『赤毛のアン』。

本筋だけでも7冊はあるし、その他アンの周りの人々のエピソードを描いた作品も入れると10冊になります。


今日のタイトルになっている『アンの娘リラ』は、その最終巻です。


読んで字のごとく、アンの末娘のリラが主人公になっています。


もちろん、母親としてのアンも、たくさん登場してきますよ。


ちなみに、アンは男の子3人、女の子3人の母親になっていて、この本の時点では長男は大学生だし、末娘のリラは14歳。


『赤毛のアン』の時点でのアンが11歳なので・・・そんなにも月日は流れたんだな~・・・と感慨深い思いがしますね( - -) トオイメ


でも、アンの少女時代が何の屈託もないのどかな時代だったのに比べて、リラの少女時代は第一次世界大戦の前夜から始まり、一番若々しく無邪気な時代を戦争一色に塗り込められてしまいます。


戦争前はただ毎日を楽しく生きていたいと思っていた女の子が、戦争の中で苦しみや悲しみを耐え抜いた一人の女性へと成長していく様子を描いた本なのです。


ヨーロッパ戦線に息子たちを送り出したアンの哀しみ、兄弟や恋人を送り出したアンの娘たちのつらさ・・・その中でも、生活は続き、日常には幾ばくかのユーモアもあり、様々なエピソードもあって、切ないだけではない作品になっていると思います。


詳しい内容はネタバレになってしまいますし、これから読もうかな、という方にはぜひ楽しんでいただきたいので、省略しますね。



以前に、外国の研究者の本を読んでいたら、「赤毛のアンは無邪気で突拍子もない女の子だったから魅力があったわけで、そのアンが分別のある大人になってしまってからの話には何の魅力もない」というような趣旨のことが書かれていました。


うーん・・・確かに、一理あります。


一作目が一番おもしろいことが多いし、続編は期待はずれなことも多いですよね(例外ももちろんあるけど)。


だから、一作目に大きな魅力を感じた人には、その後の主人公のキャラクターの変化や、エピソードの内容に、戸惑いを感じたり、受け入れがたく思ったりするのも当然だと思います。


最終的には、その作品やシリーズに何を求めるか、っていうことなんでしょうね。


赤毛のアンにはいつまでもエキセントリックであってほしいと思うならば、年相応に落ち着いてきてしまうアンの姿に物足りなさを感じるのはしょうがないし。


なんだろう・・・こう、サザエさんに求めるものと同じかな?

サザエさんがだんだん年を重ねて、うっかりお財布を忘れたり、野良猫を追っかけたりせずに、落ち着いた奥さんになっちゃったら、つまんないだろうなぁ・・・(笑)。


ただ、わたしはありがたいことに、赤毛のアンのキャラクターに強く求めるものがとりたててなかったので、彼女が成長していくことにあまり抵抗を感じなかったんですね。


だから、大学生になって洗練されていったり、就職してきちんと業務をこなしたり、結婚していい奥さんや母親になったり、っていうのを単純に楽しむことができました。


それに、アンらしさはちゃんと消えずに残っているんですよね。


お茶目だったり、度を超して真剣だったり、空想好きだったり、っていう彼女らしい部分が、ちゃんと年齢に応じた形で表れてくるし、そこを感じ取るのもまた楽しいし。


もちろん、アンだけでなく周りの人々も、年を重ねた姿で登場してきて、それがまた懐かしさもあって読んでいてとてもウレシイのです。


結局最初に挙げた3つの作品の続編は、どれも手元に置いてしまっていますし、飽きもせず繰り返し繰り返し読んでいます。


大人になってからは、どの作品も、続編の方が楽しめているかもしれないですね。


もしみなさんが、あの3つの作品を読んだことがあって、彼女たちはその後どうなったんだろうって少しでも思っているとしたら、ぜひ続編を読んでみることをオススメします^^


もちろん、ガッカリする可能性も捨て切れません・・・その辺は、賭けですね^^;


でも、
大人になってからの彼女たちを、大人の目で楽しんでみるのも、なかなかオツなものですよ?


この夏の読書に、ぜひ、いかが?(新潮文庫夏の100冊みたいだなぁ笑)



★昨日8/3(金)のエアロバイク★
 時間:30分 距離:10.97km 10km台に戻る・・・(^^ゞ

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