『ハチミツとクローバー』
漫画は、本です。
活字中毒が言うんだから、マチガイありません!(笑)
昔から、本にも漫画にも同じくらいの情熱を注いできましたし、同じくらいの教えを受けてきました。
だから、漫画が軽く見られていると、とっても悲しくなりますo( _ _ )o
漫画だって、本と同じくらいこころを揺さぶるし、耕してくれると思うんです。
30過ぎてちょっと(?)経ちますが、いまだに漫画にはこころを動かされ続けてます。
去年は、『ハチミツとクローバー』に激しくハマりました^^
これは…名作ですよ?
一気読みして、そのあと半年くらい立ち直れませんでしたもん(笑)。
いや、ほんとに。
あまりにも、こころが痛くて。
今まで通ってきた道を、またもう一度たどり直しているような、ひりひりした感覚が、こころをぎゅーっとつかんで、痛くて。
青春のきらきらした感じや、焦りや、トゲや、やさしさが渦巻いていて、読んでるとそこに飲み込まれていくんです。
「竹本くん…アンタいいヤツだ(泣)」「真山…わかる、わかるよ…(泣)」「あゆ~…せつね~…(泣)」などなど、まあ、主に泣きっぱなしでした(笑)。
そもそもは、ハチクロという漫画が映画化されて、修ちゃんというヒトを堺さんが演じるらしいよ?というところから入った、邪道なヤツですが^^;
1巻を試し読みして、そのあと8巻までオトナ買い。
一気に読みすぎたのも、立ち直れないほどの衝撃を受けた一因かもしれませぬ。
そのあとは、いちファンとして、9巻、10巻と楽しみに発売日買い。
いや~…ほんっとに、出会えてよかった、ってこころから思います。
もちろん、オトナ組としては、理花さんもステキだし、個人的には美和子さんが大スキです^^
でもって、外せないのが、やっぱり修ちゃんでしょ~^^
あくまでもオトナとして振る舞ってはいるけれど、そして悟りを開いたようにワカモノたちを導くけれど、でも自分の中にも整理しきれない闇を抱え込んでいる、懐の深さが、もう…。
修ちゃん☆ラブ、なのでございます。
そして、羽海野チカという漫画家さんと出会えたことも、感謝したい。
彼女の考え方、言葉の選び方、もちろん、絵も、本当にいいなあ、スキだなあって思います。
ハチクロは終わっちゃったけど、彼女が描く作品を、これからも読んでいきたいなあ。
あーーーー、ほんとに、漫画大スキ、です!!
ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス―ヤングユー)
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